兵役義務

フィンランド国外に在住するフィンランド国籍男性は、満18歳の誕生日を迎える年の1月1日から兵役招集の対象となる。兵役招集義務に関する手続きは、滞在国のフィンランド大使館で扱っている。

兵役義務対象者であっても、過去7年に渡ってフィンランドに居住したことのない二重国籍者は、兵役や民間役務を免除される場合がある。

Kuva: Puolustusvoimat

複数国籍を有する者は、フィンランドで兵役を終えた後でも、他の自国の法律に従い兵役に招集される場合がある。ロシア国籍を有する複数国籍者の兵役義務については、在ヘルシンキ・ロシア大使館(他のウェブサイトにリンク) (新規ウィンドウを開く)に確認する必要がある。

兵役にも民間役務の招集義務にも応じたことがない場合、パスポートの発給は、満28歳の誕生日を迎える年の1231日迄である。

兵役呼応延期には申請が必要である。特殊事情を鑑み、兵役義務が完全免除される場合がある。また、女性には志願兵役が認められている。深い信念の持ち主に対しては、非武装兵役または民間役務の招集義務が課せられる場合がある。