2019年の親善大使に著名な6名が決定!

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2019年に日本とフィンランドが外交関係樹立100周年を迎えるにあたって、駐日フィンランド大使館では、フィンランドとゆかりのある著名な方々を「親善大使」に任命しました。親善大使は、照明デザイナーの石井幹子、スキージャンプ選手の葛西紀明、俳優の小林聡美、ピアニストの舘野泉、アイドルの藤咲彩音、デザイナーの皆川明の6名(五十音順、敬称略)。

12月12日には、東京都港区にあるフィンランド大使館で任命式を兼ねたプレス発表会が行われ、登壇した親善大使はフィンランドに対する思いや今後の二国間関係に期待することなどについて語りました。シーズン中で唯一参加できなかった葛西選手も、ビデオによるメッセージを寄せました。

「フィンランドと関係の深い、著名な方々が親善大使の役を引き受けてくださって、大変嬉しく思います。これからもフィンランドと日本をつなぐ、心強い橋になってくださることを期待します」と、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使は語ります。

親善大使とフィンランドとの関係性

  • 石井幹子
    東京タワーやレインボーブリッジの照明などを手掛けてきた照明デザイナー。1960年代に照明デザインの基礎をフィンランドで学んだ。
  • 葛西紀明
    所属する土屋ホームが10年以上前からフィンランド人コーチを迎え、毎年フィンランドでトレーニングに励んでいる。
  • 小林聡美
    主演した2006年の映画『かもめ食堂』はフィンランドが舞台。いまだに根強い人気で、日本人がフィンランドに関心を持ち、旅行するきっかけとなっている。
  • 舘野泉
    「左手のピアニスト」として知られる。1964年にフィンランドに移住して以来、音楽における二国間関係の促進に尽力。
  • 藤咲彩音
    でんぱ組.incのピンキー!として活躍。2018年にフィンランド人姉妹とアイドルグループ「ピンキー!ノーラ&ペトラ」を結成。大のムーミンファン。
  • 皆川明
    自身が創設した minä perhonen というブランド名はフィンランド語。19歳で初めてフィンランドを訪れ、文化やデザインに興味を持つ。minä perhonen では、artekなど、フィンランドブランドとの協業も行なっている。

フィンランド大使館が今年10月に立ち上げた100周年特設サイト(japanfinland100.jp(他のウェブサイトにリンク))では、12月12日より、親善大使の詳しいプロフィールとインタビュー記事、また動画メッセージもご覧いただけます。

12月12日のプレス発表会では、来年に予定されている主要な100 周年関連事業も紹介されました。2月1日に公開されるフィンランドが舞台の映画『雪の華』(登坂広臣・中条あやみ主演)、3月16日に埼玉県飯能市にオープンする「ムーミンバレーパーク」、日本各地を巡回予定の大規模な「ムーミン展」、4月14日に一般開放されるフィンランド大使館でフィンランドの食や文化などが体験できるフェスティバルFeel Finland等々。特設サイトのイベントカレンダーにはすでに100周年関連事業がたくさん紹介され、今後も随時アップされる予定です。

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