マッティ・アンットネン外務事務次官がビジネス代表団と訪日

マッティ・アンットネン外務事務次官が5月22日~24日、ビジネス代表団と共に訪日し、日本フィンランド外交関係樹立100周年のさまざまなイベントに参加する。

日本とフィンランドは100年前の5月24日に外交関係を樹立した。アンットネン外務事務次官は日本滞在中に100周年の祝賀レセプションに参加する。フィンランドのサウリ・ニーニスト大統領と安倍晋三首相が2016年に発表した両国の戦略的パートナーシップに関する共同声明が、今後100年、二国間関係をさらに深化させる基盤となる。

「日本とフィンランドがさまざまな分野で交流を拡大していることは、二か国が共通の利害や課題をもっていることを物語っています。商業・経済や科学技術分野でキープレイヤーであり、フィンランドと似たような考え方をする日本は、主要な国際問題においてフィンランドにとって最も大切なパートナーです」と、アンットネン外務事務次官は言う。

アンットネン氏は来日中、未来のエネルギーソリューションに関するセミナーで開会の挨拶を述べたり、二か国の歴史を振り返るシンポジウムに出席したりする。また、双方の外務省が二国間および国際関係事項について話し合う会議にも参加する。

エネルギー分野からビジネス代表団

チーム・フィンランドのビジネス代表団が日本を訪問するのは今年3回目。今回は、バイオエネルギー、廃棄物回収、スマートエネルギー・ソリューションなどが主なテーマとなっている。フィンランド大使館、フィンランド大使館商務部Business FinlandVTTフィンランド技術研究センターや国内パートナー機関が共催するFocus on Future of Smart Energy会議が、ビジネス代表団にとってのハイライトとなる。

日本は、エネルギー供給の刷新と効率化のために新たなエネルギーソリューションを見いだすことに熱心。公共部門も民間企業も、スマートグリッド(次世代送電網)やスマートメーターなど、フィンランドが強みとするさまざまな次世代ソリューションに特に関心を寄せている。

ビジネス代表団のメンバーはこちら:Fortum Power and Heat, KPA Unicon, Marimatic, Parking Energy, Valmet Technologies, Wärtsilä Corporation, City of Lahti, Espoo Marketing, LADEC and VTT Technical Research Centre of Finland

Inquiries: Mari Lankinen, Counsellor, tel. +358 40 7431887
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