フィンランド:6月15-16日に日本で開催されるG20持続可能な成長のた めのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合に参加

フィンランドは、G20サミット議長国である日本の招待により、2019年6月15日(土)、16日(日)に長野県軽井沢町で開催されるG20関係閣僚会議の一つであるエネルギー・環境会議にオブザーバーとして参加します。会合のテーマは「国際的なエネルギー問題、気候や持続的発展、海洋プラスチックごみ対策及び資源の有効活用」。

ヤリ・グスタフソン雇用経済産業省事務次官とハンネレ・ポッカ環境省事務次官がフィンランド政府を代表して参加します。当関係閣僚会合にはエネルギーと環境を担当するそれぞれの大臣個別の会合と合同の会合があります。

エネルギー担当大臣の会合では、経済成長、環境問題、エネルギーの安全性、温室効果ガス排出削減等が相互に影響し合うという点に注意を喚起すことが目的となります。

また、エネルギー問題への取り組みとイノベーション促進の役割をG20加盟国により強く求めることも目指しています。使用済み核燃料最終処分について、国際的に先駆であるフィンランドに期待が寄せられています。また、フィンランドは柔軟でクリーンなエネルギーシステムを促進する方法について提案する予定です。

環境大臣会合のテーマは資源の効率的な活用、循環経済、海洋プラスチック問題、イノベーション、よりクリーンな環境と気候変動が連動する自然の摂理に則した解決策の模索であり、フィンランドは循環経済のノウハウとしっかりしたプラスチックごみ対策を策定している国として期待を寄せられています。

日本は初めてG20サミットの議長国となります。議長国の任を担う日本は国連の持続可能な開発目標(SDGs)や自由貿易の促進などを目指します。

日本でフィンランドは、使用済み核燃料処理と循環経済のパイオニアとして認識されています。特に昨秋、横浜で開催された世界循環経済フォーラムではフィンランドのノウハウと積極的な取り組みが注目されました。また、本年2019年は日本・フィンランド外交関係樹立100周年の記念すべき年です。

 

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日本のG20サミットWEBサイト: https://www.japan.go.jp/g20japan/(他のウェブサイトにリンク)

日本・フィンランド外交関係樹立100周年WEBサイト: https://www.japanfinland100.jp/(他のウェブサイトにリンク) 

この件に関する問い合わせ先:
フィンランド大使館広報担当 秋山悦子 [email protected]